こんにちは。たんたんまるです。
現在、2匹の猫と夫と4人暮らしをしている主婦です。
突然ですが、猫を飼っている皆さん、エリザベスカラーはお持ちですか?
エリザベスカラーとは猫が自分の体を舐めないようにする為に首につける襟巻のことです。
エリザベスカラーと一言で言っても、プラスチック製のものやクッション素材のものなど、素材もデザインも違ういろいろなものがあります。
薬を塗った時や手術をした時に装着することが多いのですが、大人しい猫ちゃん以外は付けることを基本嫌がります。
うちのしらすはとっても怖がりなので、初めてつけた時は軽くパニックになっていました。。。初めて付けたのは、半透明のプラスチック製のもので、明らかに様子がおかしかったのですぐに外してあげました。
そこで本人の負担のかからないものを探して色々試し、今ではすっかりエリザベスカラーをすることに慣れてくれました。
色々試した結果分かったのは、どのエリザベスカラーでもメリット・デメリットがあり、どれがお家の猫ちゃんに一番良いのかは性格に合わせて決めてあげることが大事だということです。
エリザベスカラーは高価なものではないですが、かと言ってめちゃくちゃ安いものでもなく、間違って買った時に他に使いようもないので、これから購入される方の少しでもお役に立てるように、私的におすすめのもの3つをご紹介したいと思います!

プラスチック製のエリザベスカラー
まずご紹介するのがプラスチック製の固いエリザベスカラーです。
動物病院にあるのがこれです。多分一番一般的なものでデザインは可愛くありません。ペットショップでいろんな大きさのものが売っています。値段もあまり高くありません。
猫ちゃんの首元に巻きつけるタイプで、ボタンをパチっと止めて固定させます。
形は同じですが透明なものや色が付いているものがあります。
マジックテープで止めるものもあるようですが、個人的に外れやすいような気がします。

比較的頑丈で、他のエリザベスカラーに比べると猫自身で外すことが難しいですが、顔まわりが覆われ視界がかなり狭くなるので嫌がる子が多いです。
(しらすのようなかなりの怖がりさんは初めてつけたのがこれだとパニックになりやすいんじゃないかと思います。)
体は絶対に舐めることができない作りなので飼い主としても安心です。
ご飯は少し食べづらそうでした。しらすは食いしん坊なのでそれでも負けじとご飯はいつも完食してましたが(^^)
もし食べこぼしたり汚してしまっても拭いたらすぐキレイになります。
あと比較的自分で外しづらいとはいえ、サイズが合ってないと自分で外してしまうことがあるので買うときはサイズに注意が必要です。
ボタンを止める箇所が何個かあるので少しはサイズ調整できますが、猫ちゃんは意外と首が細いのでサイズを測ってから買うことをお勧めします。
しらすは手術でどうしてもエリザベスカラーが必要で他の種類のカラーも試しましたが、他のものは全部自分で外してしまい傷口をこれでもかというぐらい舐めてしまったので、最終的にこれに落ち着きました。
でも他のものを試していたおかげで、首元に何かと付けるという行為に慣れてくれたようで、プラスチック製の青いエリザベスカラーでもあまり嫌がることなく付けてくれました。

メリット
・ペットショップで売っているので手に入りやすい
・頑丈で猫ちゃんが自分で外しづらい
・汚れてもお手入れが簡単
・安価
デメリット
・猫ちゃんが慣れるまで時間がかかる
・デザインがあまり可愛くない
・ご飯が食べづらそう
・間違ったサイズを買うと自分で外してしまう(あとからのサイズ調整があまりできない)
クッションタイプのエリザベスカラー
ドーナツ型のクッションのような形をしているタイプです。
ドーナツの穴のところに首を通して、首元のサイズは紐を絞ることで調整できます。
私が住んでいる地域のペットショップでは売っていないのですが、Amazonや楽天で可愛いデザインのものがたくさん売ってます。
クッションタイプなので柔らかくフワフワしていて猫ちゃんが付けていて負担は少ないのかなと思います。寝る時も枕がわりにして寝れていて気持ち良さそうでした。
しらすも一番嫌がらずに付けてくれていた気がします。エリザベスカラーに慣れていない期間の良い練習になりました。

顔周りは覆われないので視界が広く保てます。ただクッションで柔らかく首を曲げることができるので、ちょっと頑張ればしっぽは舐めれるような感じです。
しっぽの怪我には向いてないかもしれません。
あと紐でサイズ調整するので緩みやすく、しらすの場合、嫌になると自分で外してしまっていました。
汚れた時は洗わないといけないので洗い替えも必要だと思います。
でもなんと言ってもデザインが可愛いので、着けているのを見ているだけで癒されました。

メリット
・デザインが可愛い
・着けていても比較的負担になりにくい
・エリザベスカラー初心者の子の練習用にちょうど良い
デメリット
・ペットショップで実物を見て買えない
・汚れたら洗う手間がかかる
・自分で取ってしまう可能性がある
カップ麺容器の自作エリザベスカラー
これは私がインスタグラムで着けている子がいるのを見て真似っ子して作ったのですが、結構良かったので紹介します。
作り方はカップ麺の容器の底にカッターで穴を開けるだけです。容器を裏返し底を丸く切り抜くだけで完成です。カップ麺なんて百円ちょっと売ってますし、簡単に作れて中身も食べれて一石二鳥です!
ただカップ麺の容器と言っても、どのカップ麺で良いわけではありません。どん兵衛やチキンラーメン等の口が広いタイプのものがなんと猫ちゃんにはドンピシャのサイズなのです。

着けている姿は宇宙飛行士を思わせるなんとも言えない可愛さがあります。
猫ちゃんが自分で外せそうと思われるかもしれませんが、予想よりは外しづらそうでした。
結構顔周りにフィットしているので、体は舐めることができず、ご飯はプラスチック製の硬いものよりは食べやすようでした。
ただカップ麺の容器がどこかにぶつかった時にカサカサ音がするので、慣れないうちはその音にビビってました。
あとうちのしらすは暴れん坊でもあるので、1個目はすぐに壊してしまいました。でも家にどん兵衛があればすぐ新しいものを作れるので壊されても安心です。
しらすはどん兵衛のエリザベスカラーを着けている期間が長ったのですが、最終的にコツを掴んだのか何度も外されてしまいました。
メリット
・自分で作れて安価ですぐ手に入る
・着けている姿がなんとも可愛い
・壊れてもすぐ作れる
・着けている時も比較的負担は少ない
デメリット
・着けている時にどこかにぶつかるとカサカサ音がするので慣れるまでビクビクする
・壊れやすい
・コツを掴むと猫ちゃん自身で外してしまう
まとめ
私的おすすめのエリザベスカラーを3つご紹介しましたが、
負担の少なさ ①クッションタイプ ②カップ麺容器 ③プラスチック製
外しにくさ ①プラスチック製 ②カップ麺容器 ③クッションタイプ
だと思います。
それぞれメリットデメリットはありますが、どのカラーが合うかは猫ちゃんの性格によって違ってくると思いますので、飼い主さん的にこれが合いそうだなーと思ったらまずは試してみていただければと思います。
それと病気や怪我で急にエリザベスカラーをする必要が出てくる時もありますので、日頃からちょっとずつ着ける練習をしておくのが、おすすめです。
しらすは病気で手術することが決まり、手術までの期間ちょっとずつエリザベスカラーを着ける練習をしました。
しらすの性格上、大人しく着けてくれるとは到底思えなかったので、いろんな種類のカラーを試し、ちょっとずつ着ける時間を延ばしていき、手術後はカラーをそこまで嫌がることなく着けてくれるようになりました。
手術後は走ったりジャンプすることを禁止されていたので、ジャンプすることができないしらす専用の部屋を作り、そこから出ないようにしていたので、いつもよりストレスを感じていただろうし、事前に練習しておいて本当に良かったと思いました。
まだエリザベスカラーをお持ちではない方やエリザベスカラーを探している方の参考にしていただけたら良いなと思います。