注目キーワード
  1. 仕事
  2. 暮らしにいいもの
  3. 美容

現役派遣社員が観た『ハケンの品格2020』の感想〜第2話編〜

こんにちは。たんたんまるです。

猫2匹と夫と4人暮らしをしているアラサー主婦です。

共働きで、私は派遣社員として働いています。

これまで数社に就業し、派遣として働き始めてもう7年経ちます。

現在毎週水曜日、派遣社員が主役のドラマ『ハケンの品格』が放送されていますよね。

派遣社員が主役で、しかも派遣の仕事がテーマのドラマなんて中々ないので、毎週楽しみに観ています。

前回第1話についても感想を書かせて頂きましたが、今回も現役の派遣社員から観た第2話の感想を書かせて頂きたいと思います。

今回もネタバレ有りですので、ご注意願います!

派遣の業務内容とは・・・

第2話は「S&F」がお蕎麦の「京橋庵」にコラボ商品を提案するところから、派遣の在り方について描かれています。

コラボ商品について社内で企画書を募集することとなり、新人派遣社員の千葉さんが主任の浅野さんに頼んで、自分の企画書を浅野さんの名前で出してもらうことから話は始まります。

派遣が企画書出すって・・・13年前に放送された『ハケンの品格』をご覧になったことがある方ならピンと来ると思いますが、13年前も同じようなことがありましたよね?

あの時も新人派遣社員が企画を思い付いて、当時の里中主任の勧めもあり企画書を作成し提出したら、見事最終選考まで残ったものの派遣社員が出した企画と分かり大問題に発展するという内容でしたね。

今回もなんか嫌な予感がすると思い観ていましたが、やはり予感は的中。

千葉さんが出した企画書が京橋庵での最終選考に残り、当初浅野主任の名前で出していたものの結局千葉さんの企画書とバレて問題となってしまいました。

千葉さんは元々就職活動時にS&Fの入社試験を受けていたこともあり、積極的に企画書を作りたい!という考えを持っていましたが、実際に派遣社員が企画書を作成することってあるんでしょうか?

ドラマの中では一緒に働く先輩派遣社員の福岡さんが千葉さんに「派遣は企画書作ったりしないよ」と声を掛けていました。おそらく福岡さんと千葉さんの業務は社員のサポート役が主なんだと思います。

派遣社員は就業先が決まったら契約書を締結し、契約更新する度に新たに契約書を締結しますが、契約書には業務内容が書かれています。業務内容をどこまで細かく書いているかは就業先の企業によって違っているように思いますが、派遣の仕事の基本は契約書に書いている業務を遂行することです。

ただ正社員の方も派遣社員の業務について理解していない人もいて、契約書に書いてないような雑用を指示されることもありますけどね。

それを断るか引き受けるかは自分次第って感じです。

もし契約書の業務内容に企画書作成って書いてあったら、もちろん企画書を作成することもあるでしょうけど、事務職でそこまでするのは滅多にないかと思います。

積極的に色々な仕事をするのは良いことですが、派遣はそもそも業務内容によって時給が設定されています。

だとしたら、就業時間内でいかに効率よく与えられた業務を遂行するかが派遣にとって一番大事なことなのでは、と私は思います。

そういう意味でもスーパー派遣の大前さんは素晴らしいと思います。

「お時給の分はしっかり働く」大前さんがよく言っていますが、まさにその通りだと思います。

定時になれば退社する大前さんを正社員の方は良く思ってないように描かれていますが、同じ業務の他の派遣社員が残業している中、就業時間内でしっかりと業務を終わらせることができるのは仕事が出来る人だからです。

派遣のやりがいとは・・・

今回千葉さんが企画書を提出したことで、宇部部長に「弊社、我が社と何に対しても言い切れるのは社員だけだ」と言われてしまい、千葉さんが大前さんに「派遣のやりがいってなんですか?!」と泣きながら聞く場面がありました。

派遣の方なら誰でも感じたことではないでしょうか?
派遣のやりがいって難しいですよね〜!

私自身ずっと派遣で働いて来て、やりがいって何だろうと考えたことは何回もあります。

正社員と違って目標設定もなければ明確な評価もない。頑張ったとしても必ずしも時給が上がるわけではない。正社員と同じ仕事をしていてもボーナスがもらえるわけではない。

目標設定もなく明確な評価もされなければ楽な部分はありますが、その分仕事に対するモチベーションを維持するのも一苦労なんてことも結構あります。

だから千葉さんの気持ち、よく分かります。

でも派遣社員で働いている以上、まずは与えられた仕事を一生懸命こなすことからだと思います。それからやりがいを見つけていくしかないですかね。

でも考えてみてください。派遣で働くことにもメリットはあります。

正社員では中々入社できない憧れの大手企業にも派遣であれば就業できる可能性が高くなります。

自分で希望し色々な業務に挑戦できるのも派遣のメリットです。

一つの企業にずっと働いている正社員の方ももちろん素晴らしいですが、派遣ででも積極的に色々な業務に挑戦しスキルアップすることも可能です。

現に私もこの7年で確実にスキルアップできたと思います。

私は社会人になって最初は医療事務として病院に就職しました。しかし高校は進学校に行っていたので、周りの友達のほとんどは一般企業に就職しました。

友達の働き方を見ているうちに自分も一般企業で働きたいと思うようになり、転職を決意し就職活動をしましたが、事務未経験ではどこの企業にも採用されず。まず経験を積むために派遣社員として働き始めました。

最初は未経験でも受け入れてくれる企業に就業しましたが、その後は営業事務やリース事務、秘書業務などを経験し、今では事務職についてはそれなりに自信が持てるようになりました。

こんな複数の業種を経験できたのも派遣ならではだと思います。

派遣ってデメリットが多いようなイメージを持たれることも多いですけど(特に地方では)、そんなこともないってことをもっと知ってもらえたら、派遣社員ももっと働きやすくなるのにな〜と思います。

派遣社員の責任とは・・・

ドラマの最後で大前さんが「派遣は会社の責任は取れないけど、派遣にも取るべき責任はある。それは自分に対する責任です。」と言っていますが、とっても深い言葉です。

確かに派遣社員は会社に対して責任は取れません。そもそも派遣社員は派遣会社と契約しているのであって就業先とは直で契約してないですしね。

だからと言って適当な仕事をして良いわけでは決してありません。

自分の仕事に対して最低限の責任を持つのは社会人として当然のことです。

大前さんが言っているのはおそらくそんなことではないと思うのですが・・・

大前さんは第1話でも「派遣が毎日笑顔で出社するのは生きるためです。」と言っていました。

生きるために働く。

おそらく大前さんが言う「自分に対する責任」とは「自分の人生に対する責任」なのではないかと感じました。

「派遣なんかというのはあまりに自分に対して無責任」

大前さんの言葉ですが、本当にその通りですよね〜。

自分が選んだ派遣という働き方、それを「派遣なんか」と言ってしまうのは自分の選択肢に責任を持っていないということ。

自分が選んだことには責任を持つべきですよね。

日々流されてしまっていることも多い中、私も自分の選択肢に責任を持てているのか、自分の人生にちゃんと責任を持てているのか改めて考えさせられました。

あと大前さん、正社員に対してもちゃんと責任を持つということを教えていました。

ドラマの終盤、京橋庵への企画書のプレゼンで、千葉さんが作成した企画書をプレゼンする際、宇野部長から大前さんがプレゼンするように指示されました。

実は大前さん以前京橋庵で派遣として働いており、京橋庵の京橋会長から信頼されていることを知り、プレゼンするように言われた訳ですが、これはすごい都合が良い話ですよね。

宇野部長は千葉さんに「派遣は正式な場で何も言い切ることはできない」と言っておきながら大事なプレゼンを派遣の大前さんに頼むなんて。

でもそこはさすがの大前さん。「派遣は言い切れませんが、宜しいのですか?」と尋ねます。

それに対して浅野主任は「僕が言い切る」と。

実際プレゼンの際中、大前さんは語尾を一切言い切りません。

そこに気づいた浅野主任が大前さんの代わりに言い切っていく。

すごいコンビネーションでした。笑

でもこうやって浅野主任にプレゼンに入らせることで、浅野主任も途中から他人事ではなく責任を持って自らプレゼンできていたように感じました。

ちょっと強引なやり方ですが、こうでもしないと気付かないかもしれません。

立場関係なくやっぱり責任を持つことは大事です。

責任を持つことで行動が変わってきますよね。

最後に・・・

今まで色々書いてきましたが、浅野主任のプレゼン面白くて笑っちゃいました。

第2話をご覧になった方なら分かって頂けると思いますが。

ソバーガーからのそばーちゃん。。。笑

すごい発想ですね。笑

大前さんとの掛け合いも息ぴったりでしたね。

派遣という立場でありながら正社員の成長にも繋げていける大前さん、今回もさすがでした!