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現役派遣社員によるドラマ『ハケンの品格2020』の感想♪〜第1話編〜

  • 2020-06-28
  • 2020-06-29
  • 雑記
  • 163回
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こんにちは。たんたんまるです。

現在、猫2匹と夫の4人暮らしをしています。

仕事はというと、派遣として営業事務の仕事をしています。

派遣として働いてかれこれもう7年。過去には正社員として働いたこともありますが、派遣として働いてきた期間の方が圧倒的に長くなってしまいました。

現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、テレワークも交えながら週5で勤務しています。

現在新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着きつつありますが、なんと言っても私が今クール楽しみにしていたドラマ『ハケンの品格2020』が遂にスタートしたことはとっても嬉しいです。

『ハケンの品格』といえば私と同世代以上の方ならご存知の方も多いと思いますが、13年前に篠原涼子さん主演で話題となったドラマですよね。
篠原さん演じるスーパーハケンの大前春子さんを中心に派遣の在り方を描いている作品ですが、当時の私も大好きで毎週楽しみに観ていました。
ただその時は私自身正社員で働いていたのもあって派遣という働き方をあまり知らず。内容を深く考えずに観ていたので、篠原さん演じる大前さんと大泉洋さん演じる東海林主任のやり取りがコミカルで面白かったという印象しか残っていないというのが正直なところでした。

当時はまさか私も将来派遣社員として働くとも思ってもいませんでしたしね。笑

今回放送が延期となっていた期間、13年前の『ハケンの品格』を放送してくれていましたが、改めて観てもやっぱり面白かったです!でも13年前と違うのは私が今派遣として働いていること。どうしても派遣目線で観ちゃいます。

大前さんと新人派遣の森美雪さんの就業先であるS&Fについては、今時こんな会社ないでしょ〜と思いましたが、13年前ですし、演出もあるのでまぁそんなもんかなと。でも派遣について色々考えさせられることが多かったですね〜。

最新作の前に過去作品を観れるのはとっても良いですね!

では、今回の『ハケンの品格2020』はいかがでしょうか。
現役派遣社員が観た率直な感想を述べたいと思います!

※ネタバレありですので、ネタバレOKな方のみご覧ください。

・派遣という職種を知ってもらえる良い機会

今回もまた食品会社S&Fが就業先ですね。主な登場人物は、派遣社員側は、就活に失敗してしまった新卒の新人派遣社員の千葉さんと先輩派遣の福岡さん。それにスーパーハケンの大前春子さん。それから正社員の方々。

そもそも派遣として働いたことがない人には派遣の働き方そのものを知らない人が多いと思います。大手企業でも必ずどの部署にも派遣がいるというわけでもないでしょうし、もし派遣社員が同じ部署にいたとしても、正社員の人がその働き方に対して興味を持つ機会は決して多くないと思います。

派遣=時給が高くお気楽、といったようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

そんな方々に対して派遣とはどういう働き方なのか、派遣として働く上での苦悩を知ってもらえる良い機会になるんじゃないかと思います。

第1話のテーマはスバリ「セクハラ」。派遣社員が人事の主任からセクハラを受けていて、他人にも言えず我慢して毎日笑顔で出社するといったような事が出てきます。人事という立場から契約更新の話を持ち出し、派遣社員に対してセクハラなんて最低なことですよね。でも派遣は数ヶ月ごと契約更新があり無期雇用の人と比べると、不安定な働き方ということは否定できません。

契約が終了してしまうと新たな就業先を探し、一から業務を覚え、一から人間関係を築いていかないといけない。それを考えるとできるだけ長く同じ就業先で働きたいものです。

なので契約更新の話を持ち出されると、弱い立場になってしまうのも理解できます。

本来派遣は、就業先と派遣スタッフの双方の合意があってこそ契約更新されるものです。派遣スタッフ側が辞めたいと思えば、更新しない選択肢もあります。

ドラマでは、先輩派遣の福岡さんが契約更新されたことをとても喜びお祝いする場面が出てきますが、実際は毎回の契約更新はそこまで一喜一憂するほどの大事ではありません。笑
もしかしたら福岡さんは会社から著しく低く評価されてしまっていたのかもしれませんが(そんな風にはとても見えませんが)、あまりにも仕事態度が悪い、仕事の能力が低く就業先の業務を行う上で支障があるといったことがなければ基本的に契約更新されることが多いと思います。

大前さんが第1話の最後に「死ぬほど嫌なことがあっても派遣が毎日笑顔で出勤するのは生きるためです」と言っていますが、ちょっと大袈裟ですが極論をいうとその通りだと思います。会社の経営に何かあればまず契約を切られるのは派遣社員で、もし契約が終了してしまった場合、退職金もなく、失業手当をもらわなければ次の仕事が見つかるまでは無給。それを考えるとなるべく就業先に長く居れるように、契約終了されないように就業先では波風を立てないようにしたいと気をつけることも多いです。周りの正社員の方の目を気にしてなるべく笑顔で愛想よくいようと思うのは派遣にとってはある意味当たり前のことです。

『ハケンの品格』を見れば、派遣=楽して稼げる、だけではないことが誰にでも理解してもらえると思います。

・就業先がちょっと、、、

『ハケンの品格』はあくまでドラマなので、スーパー派遣の大前春子さんを引き立てるためにあえて大袈裟に演出をしているのは分かるんですが、就業先の会社が今時こんな会社ある?とついつい思っちゃいます。笑

新入社員がコネ入社というのも大手企業で今時あまり聞きませんし。

ハラスメント問題で人事が派遣を監禁するとかあり得ないですし、その上派遣が一方的に悪いと決めつけるのもちょっとあり得ないですよね。あと、この会社派遣のことを責任が持てないとかいう割には派遣にめっちゃ頼ってるやん、と見てて突っ込みたくなります。笑
ロシアの企業との大事な商談なのにロシア語が喋れる社員で1人もいないのも不思議ですしね。

過剰な演出はいいんですけど、もうちょっと時代に即した内容ならさらにいいかなーと思います。

・派遣の働き方も変わってきている

ドラマの冒頭で派遣は交通費が自己負担と言っていますが、2020年4月の同一労働同一賃金の制度が始まってからほとんどの派遣会社が交通費を支給しています。それによりこれまでの時給はそのままにプラスで交通費が支給されとても助かっています。そのほか派遣会社によって内容は違いますが、正社員に近い福利厚生を受けれるようどんどん改善されています。

第1話でも同一労働同一賃金のワードは出てきてましたね。そういう最新の派遣の働き方に焦点を当ててくれるのは派遣として働いている身として嬉しいものです。

・最後に

『ハケンの品格』では派遣社員の苦悩の方に焦点を当てているので、何も考えず見ていると派遣で働くのは何もメリットがないようにも見えますが、決して悪いことばかりではありません。

数ヶ月ごとに契約更新があるのは確かに働く上で不安定ですが、いろんな企業で働くことによってスキルアップできます。大前春子さんはまさにそうやって様々な資格を取得してきたんだと思います。

『ハケンの品格』の就業先も大手企業の設定ですが、高学歴の選ばれた人しか入社できないような大手企業にも派遣であれば就業できる可能性が高いです。それに就業先が変わるたびに一から人間関係を作り上げていく必要がある点でも、コミュニケーション向上にもつながるかもしれません。

私は夫が転勤族なので、いつ異動があるかも分からず正社員で働くのは難しいです。そんな人でも派遣会社に登録していれば、各地で仕事を紹介してもらえるので、派遣という働き方が合っています。

第2話ではどんな派遣の悩みがピックアップされるのは分かりませんが、また楽しみに見たいと思います。